危険な食品添加物「臭素酸カリウム」
臭素酸カリウムの危険性
臭素酸カリウムはパンを焼くときの生地に添加されるもので、パンの生地改良剤として使われています。
これを使うことで膨らみ方や食感が良くなると言われているんですね。
臭素酸カリウムは、1980年代に発がん性が指摘されて、遺伝子を傷害して発がん性を高める危険性と、ガンの進行を促進してしまうという両方の作用があるという研究結果が報告されています。
この結果から、臭素酸カリウムは遺伝毒性発がん物質であると考えられているんですね。
これも禁止している国があって、1990年にはイギリスで使用が禁止、1994年にはEUで発がん性物質のリストに加えられ、1997年までに加盟国のほとんどが使用を禁止しました。
また、南米のメルコスールという南米南部共同市場では2003年までに国内での使用を禁止し、中国では2005年に小麦粉に使用することを禁止しています。
ですので、臭素酸カリウムは結構多くの国で禁止されている食品添加物で、それだけ危険性が高いと言えます。
【発がんリスク】危険な食品添加物5選!まずはこれから避けましょう【English sub・全文字幕】
食品添加物としての臭素酸カリウムの規制基準
日本の臭素酸カリウムの食品添加物としての規制基準については、以下のとおりです。
・使用できる食品の種類:保存料として使用される食品に限ります。また、加工食品や調味料などの一部の食品については、使用が禁止されています。
・使用量の上限:使用量については、使用する食品の種類によって異なります。保存料として使用される食品については、使用量は以下の範囲内に限定されています。
・パン類、菓子類、調理済み食品等:0.02%(添加物量/製品重量) ・飲料等:0.01%(同上)
・表示義務:使用された食品には、「臭素酸カリウム」または「PBrE」の表示が必要です。
・その他の制限:輸入においては、放射能の検査が必要となっています。
以上が、日本の臭素酸カリウムの食品添加物としての規制基準です。なお、これらの基準は、常に見直されるため、最新の情報については、厚生労働省や食品安全委員会などの公式サイトから確認することをおすすめします。
考察
日本の基準からすれば、25メートルプールの体積分のパンを集めて、やっと小さじ1杯分の5gの臭素酸カリウムがとれる計算となります。
国際的に禁止されている添加物とはいえ、少量なので速攻で健康被害が発生するものではないと私は想像します。
しかし人体に蓄積することはないでしょうか?→私は科学者でないので、蓄積すると証明は出来ません。
パンの品質が上がるのであれば、他国も微量の使用を許すのではないでしょうか?→しかし多くの国でそれを許してません。
ところで多くの先進国では癌患者が減ってますが、日本は例外で癌患者が増えてます。
他にも体に悪い食品添加物を後日紹介しますが、数々の添加物のせいで癌患者が日本だけ増加しているのではと推察されます。
よって避けられるのであれば、できるだけ体に悪影響を及ぼす可能性があるものは避けた方がいいというのが私の結論になります。
ここで最も言いたい事は、日本は他の先進国と違い基準が緩いという事です。
これを知らずして日本人の健康を語るのは間違っていると思われます。