タバコと肺がんの関係
「煙草を吸うと肺がんになる」。これはよく言われることです。
私もずっと信じていましが、最近肺がんが増えていると聞きました。
ネットで調べみると様々なデータが出てくるのですが、ズバリ欲しいデータが出てきません。
そこで自力で厚生労働省のサイトから肺がんの一時データを取得してグラフを作りました。
なお喫煙率はChatGPTから得たものなので正確ではないかもしれません。
ChatGPTの信頼性について
先日、日本の薬害についてChatGPTに訪ねたところ、2011年に三共がインフルエンザワクチンにシリコンオイルが混入してしまった事件があったと回答されました。聞き覚えがなかったのでネットで調べました。しかしURLが全て削除されており見つけることができません。海外のサイトも調べましたが、そんな事件は見当たりません。腑に落ちず高畠町の図書館にて2011年の山形新聞の掲載記事を調べましたが、結局見つかりませんでした。この経験から、ChatGPTは自然言語解析能力には長けているが、データ自体には信頼性はおけないという結論に達しました。とても便利なChatGPTですが、一次データを調べずChatGPTの回答を鵜呑みにするのは止めたほうがいいと思います。
やはり喫煙率は下がってますが、肺がんは増えてます。
煙草をやめると肺がんが減って当然なんでしょうけど、現実は違うようです。
この統計から、煙草は肺がんの最大の要因ではないのではと推察されます。
煙草を100%肯定するつもりはありません。
様々な研究や論文の結果から、煙草に害があるのは確かのような気がします。
単純に考えても異物を入れるのですから、身体にいいわけがありません。
しかし煙草が悪の根源のような扱い、そして肺がんになると言われ続けているのにこのような統計結果です。
私は煙草より因果関係が深い他の何かがあると思う方が自然だと思われます。
私のこの考えに反論もあるでしょう。
このような結果になる原因は、「高齢化して癌になる人が増えているから肺がんが増えているだ」と唱える人もいます。
しかし全ての癌の中で肺がんの死亡の割合は近年20%前後でほぼ変化がありません。
高齢者が増えて肺がん死亡者増えるのはわかりますが、喫煙率が極端に下がっているのだから、全ての癌の中で肺がんの割合も減って当然ですが、実際には減ってません。
他にも喫煙率の低下から肺がん死亡率の低下に繋がるのは30年のタイムラグがあるという説があります。
仮にそうなら医学的根拠を示すべきでしょうが、根拠を示した記事を見たことがありません。
例えば肺に入ったタールがタールが身体から排出されるまで30年を要するとか・・・。
まぁいずれにしても、私が確定的な事は何も言えません。しかし一般論も根拠が不十分です。
ただ間違いなく言えるのは、喫煙率は極端に下がっているますが、肺がんによる死亡者は増え続けているという事実です。