抗癌剤とレントゲンには発癌性のリスク
医者は自分の家族が癌になっても抗癌剤を使わないという噂を聞いた事がある。
そこでそれがどこまで事実か調べてもみようと思った。
以下の引用はその噂のソースとなった本だと思う。
私の知人が国内外の医者271人に「あなたやあなたの家族ががんになった場合、抗がん剤を使用しますか?」と尋ねたところ、なんと270人が「絶対に拒否する」と答えたそうです。(中略)「99%」というのは、驚異的な数字です。(「まえがき」より)
本の内容が嘘でなければ、少なくても川嶋朗氏の知人の医師は抗癌剤を拒むという事になる。
ちなみに噂は以前から聞いていたので、2年ほど前に救急で私自身が病院に運ばれ治療を受けている際にこの噂が本当か訪ねた事がある。
私を担当した医師は、「他の医師の考えは知らないが私自身もためらう」といったニュアンスの事は話ていた。
一般的に抗癌剤をためらうのは、副作用が酷い事と、効果を期待しにくい事(治験で20%の改善でも認証される)が理由だった。
直接会った医師がためらうと言った事と、そういった書籍が出ている事からも、抗癌剤に全幅の信頼はおけないのではと考えます。
ちなみに癌を小さくするのが抗癌剤なのに、WHOの一期間であるIARC(国際がん研究機関)では発がん性のあるものを分類化して発表している。
その中の「グループ1…ヒトに対する発癌性が認められる (Carcinogenic)、化学物質、混合物、環境」に以下ようなものがある。
- 抗癌剤 メチル-CCNU(セムスチン) (1-(2-Chloroethyl)-3-(4-methylcyclohexyl)-1-nitrosourea, Methyl-CCNU; Semustine)
- 抗腫瘍剤 シクロスポリン (Ciclosporin)
- 抗腫瘍剤 エトポシド (Etoposide) - シスプラチン (Cisplatin) - ブレオマイシン (Bleomycins) 併用時
- 抗腫瘍剤 メルファラン (Melphalan)
- 抗腫瘍剤 メトキサレンと紫外線-A照射 (8-Methoxypsoralen, Methoxsalen)
- 抗腫瘍剤 MOPPと他のアルキル化抗腫瘍剤の併用療法
- 抗腫瘍剤 タモキシフェン (Tamoxifen)
- 免疫抑制剤 シクロホスファミド (Cyclophosphamide)
- 中性子線治療 中性子線 (Neutrons)
- 更年期以降のエストロゲン療法 (Estrogen therapy, postmenopausal)
- ピル 経口避妊薬の組合せ (Oral contraceptives, combined)
- ピル 経口避妊薬の常用 (Oral contraceptives, sequential)
- CT/レントゲン X線照射
- フェナセチンを含む鎮痛剤 (Analgesic mixtures containing phenacetin)
上記にある抗癌剤と抗腫瘍剤は同等と考えて差し支えありません。
癌を小さくする目的のもの中に、発癌性が認められているものがある。
とんでもない矛盾。
癌を改善しようとし、癌のリスクと高めてしまう。
他にもピルやレントゲンも見逃してはいけません。
特にレントゲンなどによる被爆。
調べるとレントゲンによる被爆はわずかで心配する事はないとうサイトばかり目につきます。
実際の被曝の量は以下の通り。
上記の画像は環境省からもってきた画像。
どうもピンとこないので、別のサイトを探したら、量子科学技術研究開発機構に以下の表記がありました。
レントゲンは確かに0.06mSvと少ない。
しかしCT撮影は5-30mSvと桁が違う。
国際原子力機関(IAEA)が発表出している、労働者に対する年間被ばく線量の限度は、20mSvとされています。
CT撮影は1回受けただけでIAEAの基準値を超えてしまいます。
人間が被爆し影響が出てしまうのは200mSvなので、何度も何度もCT撮影を受けると体に影響が出る可能性が非常に高くなります。
抗癌剤から被爆の話に変わってしまいましたが、抗癌剤もレントゲンやCTによる被爆もよくよく考える必要があると思われます。