水防訓練

近年の山形県の洪水(第1副署長の講話)

◉令和になってから大きな洪水が3件発生している。
 ◆令和元年10月台風19号で負傷者3名、家屋半壊や一部損壊33戸
 ◆令和2年7月
 ◆令和4年8月では、家屋全壊54戸という被害が発生。

◉高畠町では、令和元年10月 台風19号で床上浸水3 5戸、床下浸水49戸の被害を受けております。この時の総降水量は、5mmで観測史上1位を記録。

◉羽越水害の総降水量は206mm。

◉近年の地球温暖化に伴い、気候変動が世界各地で起こっています。山形の気候を例にお話しいたしますと、2021年から2024年で、過去30年の平均気温から0.4°C上昇、年間降水量は103%増加、年間降雪量は67%減少、サクラの開花は2日早まっています。ちなみに熱帯夜は、50年前は0日で昨年は8日あったそうです。

◉気象庁HP「洪水キキクル」が6時間先の予測水位の公表を行っています。また、市町村が発令する避難情報の中で、レベル3は「高齢者等の避難」、レベル4は「危険な場所から全員避難」、レベル5では「命の危険直ちに安全確保」と定められていますが、レベル5の発令からの避難ではなく、それ以前のレベル時に避難してほしいと切に訴えさせていただきます。

◉昨年も紹介しましたが高畠町防災マップは詳細に作られており、とても分かりやすく見やすいので、本日の訓練を機会に自宅や職場
が戒区域に入っているかなど再確認してみてはどうでしょうか?

◉「天気予報」は何のためにあると思いますか?
あるドラマで問いかけており、私も考えてみましたが明確な答えは見つかりませんでした。皆さんはどうでしょうか?
ドラマの答えは「命を守るため」でした。私は妙に納得させられました。現在、当たり前に分かる天気予報ですが、生かすも殺すも自分自身ではないでしょうか。

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