各地区公民館職員との意見交流会

高畠町地域づくり計画
【現状と課題】高畠地区は役場所在地区であり、人口・世帯数が町全体の約3割を占め高畠町の中心地区の役割を担ってきた。中心地区として早くから団体の組織づくりが進められ、地域活動も団体連絡協議会等が中心となり進められてきたが、会員の減少等により組織の弱体化が進み、新たな体制の検討が必要となってきている。地区内には32の集落があり、高畠町の中で一番多いが、300世帯を超える弥生町や10世帯に満たない入蛭沢といったように、その格差は非常に大きく、地区行事への取り組みに対する考え方もまちまちで、従来の全集落参加による事業の実施が、益々難しい状況となっている。また、更なる少子高齢化の進展、高齢者世帯や空き家の増加、新型コロナウイルス感染症の影響による集落活動の減少と人間関係の希薄化、気象状況の変化がもたらす災害の増加など、地区を取り巻く多様な課題に対応した取り組みが必要となっている。今後も、「高畠町総合交流プラザ」を核として、地区住民自らが地区の特性を学び、多様な課題を自分事として捉え、地区住民と行政の協働による課題解決に向けた取り組みと、誰もが安心して生き生きと暮らすことの出来る地区づくりを進めていくことが求められている。
(課題の要点)
◉自治会の格差
◉人間関係の希薄化
◉災害増加への対応体制