町長選立候補者「公開討論会」

自己紹介
高梨忠博
皆さん、こんばんは。このような機会を設けていただきました青年会議所の皆さんに、感謝と御礼を申し上げます。また、夜分皆さんにお越しいただきまして、本当にありがとうございます。
私は、今回町長立候補予定者であります、高梨忠弘と申します。
生まれは高畠町で、昭和23年11月11日生まれ、今回77歳になっております。
学校を卒業してから45年役場に勤めたわけになりますけれども、ちょうど18年の年に辞めまして、この間36年間、役場にお世話になったところでございます。
役場に勤めて、最後の方は収入役、助役を務めさせていただきまして、この度、4年間高畠町長に就任したところでありまして、今回、2期目を目指しておるところです。
家族は私1人でありまして、49年間連れ添った家内は、令和3年6月に亡くなりました。今、現在一人でございます。
私の大事にしている言葉は、公正・公平といったことで、一貫して役場職員時代からモットーにしておるところであります。
町民とのお約束は必要でございまして、今もやっていることであります。
山木義昭
どうも、こんばんは。山木義明でございます。
この場を設けていただきまして大変ありがとうございます。
私は昭和52年1月1日に高畠町役場に奉職をさせていただき、41年間勤務をさせていただきました。
その間、26歳の時に山形大学、工業短期大学、いわゆる夜間大学ですけれども、そちらの方に入学をさせていただいて、卒業させていただきました。
その後、現在の農林水産副大臣でございます、鈴木憲和代議士の秘書を4年間、並行して高畠町議会議員として6年4ヶ月間勤めさせていただきました。
この度は、誰よりも強い、高畠町をよくしたいという思いで、立候補する決意をさせていただいたところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
まとめ
山木義昭は、【理想】15、【主張】11が多く、【既存施策】3は少ないです。
つまり、「今ある施策の説明」よりも、「これからどういう町にしたいか」「何を重視すべきか」を強く打ち出していたと言えます。加えて【認識】10も多いため、現状の課題を示した上で、将来像や方向性を提案する型の主張が多かったとまとめられます。全体としては、課題提起と理念・改革志向が強いタイプです。
高梨忠博は、【既存施策】19が突出して多く、【理想】12もありますが、【主張】3は少なめです。
つまり、「町としてすでに何をやっているか」「実際にどんな支援をしてきたか」を中心に説明しながら、その延長線上で今後の理想を語る形だったと言えます。全体としては、実績提示と継続・積み上げ型の主張が強いです。
第1部「若者への自立支援」
山木義昭
【 主張 】引きこもり対応は、本人のみならず世帯まるごと支援するべき。
【 理想 】訪問活動や相談体制を強化した上で、就労支援機関と連携しながら地域の見守り活動を強化し、相談窓口と連携する。
【 理想 】不登校支援については、全ての子どもが最良の学習環境の下で教育を受けられるようにすることが教育施策の一つ。
【 理想 】学校に行きづらくなった児童生徒が自分のペースで学べる、自由な学校をつくることが約束の一つ。
【 理想 】自分に合ったカリキュラムでゆとりを持った学校生活を送り、行き詰まったところからやり直せる学校を作りたい。
【新規施策】教育を受けるだけでなく、ゆとりのスペースも十分に確保できる自由な学校を作る。
高梨忠博
既存施策【 理想 】不登校対策は、小・中学校とも学校外を含めてどこでも学べることが必要。
【既存施策】現在、教育支援センターの「ポケット」で、学校に行けない子どもが県機関を利用して学習している状況がある。
【既存施策】各学校で一緒に教室で学べない子どもは、別メニューで授業が受けられるようになっている。
【既存施策】学校に行けず家庭で学習したい子どもには、タブレットによるリモート学習も取り入れている。
【 理想 】現在のやり方を継続しつつ、集団生活ができないなど不登校以外の子どもが学習する場として、将来的に多様性の学校を設置したい。
【既存施策】引きこもり対策として、町で令和2年度から若者総合相談センターを設置し、子どもや若者の悩みを支援してきた。
【 認識 】利用者から、就労支援の拡充やたまり場的な場所を作ってほしいという意見がある。
【新規施策】関係団体と相談しながら、作業場や居場所づくりを図っていく。
第2部「今後の地域コミュニティの在り方」
高梨忠博
【 認識 】人口減少や子どもの減少も含め、地域コミュニティがまとまりにくくなっている。
【 認識 】自治組織も戸数が少なくなり、役員のなり手が少なくなっている。
【 理想 】他から高畠町に来た外国人を地域で温かく受け入れる体制づくりをやっていきたい。
【既存施策】外国人が役場で住民登録をする際や、実習生を受け入れる事業所で、ごみの出し方などを教えてもらう形で進めている。
【 主張 】空き家対策は大変重要な課題であり、管理者がいる場合は手立てをしていただきながら進める。
【既存施策】通学路にあり子どもに影響を与える空き家1件について、略式代執行を進めるところであり、今後も空き家対策に大きく取り組む。
山木義昭
【既存施策】外国人に対しては現在も、ボランティアの協力によって日本語学校や生活支援の相談に乗っていただいている。
【 理想 】今後はこの体制をさらに強化し、ワンストップで多言語対応できるようにしていきたい。
【 認識 】コロナ禍以降、外国人や移住者だけでなく住民のほとんどのコミュニティ事業が薄らいでいる。
【 主張 】今こそ地区公民館の果たす役割と、社会教育活動を充実させる必要がある。
【既存施策】5年ほど前、ある企業に勤めるために外国から小さな子どもを連れて高畠に移住してきた家族に対し、町役場福祉課の職員が子どもをこども園に入れるために懸命な努力をした。
【既存施策】こども園側も受け入れ体制を十分にとり、家族が高畠に来てよかったと思える対応をしていただいた事例がある。
【 理想 】今後もそうした体制を続けて作っていかなければならない。
【 理想 】ヒューマンネットワークや職員のマンパワーの力をつけていきたい。
第3部「町内産業の持続性」
山木義昭
【 主張 】既存企業の持続可能性を高めるには、経済面だけでなく環境、社会面など包括的な取り組みが必要。
【 理想 】デジタル化や人材育成に対する支援、新規事業や設備投資のリスク軽減を図らなければならない。
【 理想 】事業承継、後継者支援など経営者のマッチングなども有効。
【 主張 】単発的な支援ではなく長期的なサポートが必要。
【 認識 】昭和40年代に誘致した企業を中心に、2003年度の製造品出荷額は1058億円だったが、2022年には約6割の630億円まで下がっている。
【 認識 】既存企業に対する発注が下がって影響を及ぼしていると捉えている。
【 理想 】新規に企業誘致を図りながら、新たな産業や事業を既存の企業にも分けて継続されるような取り組みが必要。
高梨忠博
【 主張 】農業の活性化が一番大事。
【 認識 】昨年米価が上がったことで農機具を買われた方などが大変多く、町にかなりの経済効果を得たと捉えている。
【 理想 】契約栽培をしながら高畠町で作った農産物を加工食品工場で作ってもらい、商品価値を上げて農家の所得向上につなげたい。
【 理想 】農業と加工業、企業との結びつきの仲介役をぜひ担っていきたい。
【既存施策】中小企業については設備資金等の補助金を利用していただき、企業の体力をつけてもらうことが重要。
【既存施策】創業される方への助成を利用し、若い人が新たに事業を起こしていくことも大事。
第4部「若者に選ばれる町」
高梨忠博
【 理想 】大学を卒業して戻ってくるような魅力ある高畠町をつくるためには、小学、中学、高校時代から高畠町のいいところを子どもたちに教え、明確にすることが大事。
【 主張 】お祭りなどに子どもたちが参加し、学校以外での街の良さを知ってもらうことが一番大事。
【既存施策】大学に入って高畠に戻ってくるのであれば、給付型の奨学金ではなく、県と町の方で2万6千円。そういうものを利用して高畠町に戻ってくる子どもたちを増やしたい。
【既存施策】中高生を対象に、地元企業が学校に出向く「WakuWakuワーク」という事業を通じ、高畠の企業を知ってもらう取り組みを行っている。
【 理想 】2地域居住により、東京の企業に勤めながら高畠に住んでリモートで仕事ができる体制になるため、これを利用して高畠町に住んでいただきたい。
山木義昭
【 主張 】高校生が地元に就職し、戻ってくる施策として、地元進学につながる推薦入試制度や奨学金制度が有効。
【 理想 】キャリア教育として、地元企業でのインターンシップ実施や将来的に貢献できる職業モデルを示したい。
【 主張 】将来の選択肢として地元を魅力的に見せることが重要。
【 認識 】若者が住みやすい街づくりはどの時代でも大きな課題。
【 認識 】高畠に帰っても働く場所が少ない、子どもの教育や交通の利便性の問題、居住環境、娯楽施設が極端に少ないなどの問題点がある。
【新規施策】ウィークデーは首都圏に住み、週末は高畠で過ごす構想を、現在ある大手企業と温めている。
【 理想 】自然豊かな環境の下で子どもを育てやすい社会を作れれば、高畠版・2地域拠点生活が成り立つと考えて進めている。
高梨忠博
【既存施策】高畠高校に高畠町の子どもが入学する場合、町の子で10万円、2・3年生には3万円ずつお渡ししている。
【既存施策】町外から高畠高校に入学する場合、定期券の半額を助成し、高畠の高校をバックアップしている。
【既存施策】今年、県外から1人入学し、アパートと食事についても地元の方の協力を得て生活している状況。
【 理想 】県外から入ってくる子どもについても増えていけばという思いでいる。
山木義昭
【 認識 】高畠高校は大町から駅前に移転したが、それは地の利を生かすことを前提に考えたため。
【 主張 】高畠高校が継続して残っていくためには、お金ではなく魅力ある学校づくりが必要。
【 主張 】町の子どもたちが自ら一生懸命勉強して志望校を決めているのに、高畠高校に入学した場合だけ10万円を出すのは大人の身勝手だと考えている。
【新規施策】中学校から高校に入学する場合は、10万円を就学支援金として支援したい。
【 理想 】高畠高校がなくなっていいとは全く考えておらず、魅力化を図っていきたい。
最終弁論「これだけは言っておきたいこと」
山木義昭
【 認識 】山形新幹線が開業する前は、高畠駅から東京に行くには福島駅で東北新幹線に乗り換え、上野駅まで行く必要があり不便だった。
【 認識 】平成4年7月1日、2万8000町民の願いを込めて山形新幹線が高畠駅に停車し、町民の願いが叶った。
【 認識 】当時、高畠駅太陽館、ロータリー、500台収容の駐車場を作り、町道を整備し、将来高畠町が置賜の中心になる思いを描いて投資した。
【 認識 】あれから30数年、ようやく太陽館前に住宅が建ってきたが道半ばである。
【 主張 】今を生きる生活を良くするのは当然だが、50年後100年後の未来の町民が高畠に住んでいてよかったと思える町づくりの種を今からまくことも重要な仕事。
【 主張 】挑戦をすることで結果を得る。挑戦をしない街に未来はないと感じている。
【 主張 】町民が困っているときにこそ役に立つのが役場だと考えている。
【 理想 】町民の意見やアイデアを取り入れ、町職員のモチベーションを高め、あらゆる資源を生かして町の活性化と地域経済の振興発展を図りたい。
【 理想 】夢と希望が持てる、ワクワクするような町を作るのが志。
高梨忠博
既存施策【既存施策】この4年間町長を務め、公約であった学校給食の無償化が令和8年度から実現することになった。
【既存施策】置賜総合病院、ならびに公立高畠病院へタクシー券2500円で通えるようにした。
【既存施策】前町長から引き継いだ庁舎を去年の5月7日に開庁し、亀岡地区公民館の開設も行った。
【既存施策】皆さんの協力で公約の大半を達成した。
【 理想 】2期目で一番先にやりたいのは若者の育成。
【既存施策】これまで「たかはた人材育成塾」をやってきて22名が卒業した。
【 理想 】これからは若い人を中心に進めて町の活性化を図っていきたい。
【 理想 】人口減少に対し、関係人口や移住定住にも力を入れていきたい。
【 理想 】農業が活性化しないと町の経済は盛り上がらないため、農業に力を入れたい。
【既存施策】有機農業を含め、新しい農業をする方を増やしたいということでトレーニングファームもしており、若い人に取り組んでもらいたい。
