出生数を分析する

まず前提として、上記のデータはChatGPTに以下のような質問をした際に回答を得た数字なので、100%正しいとは言い切れないのでご注意ください。

ChatGPTの回答

1970年以降の日本における次の数字を表で出力してください。合計特殊出生率、女性の未婚率、女性の人口、出生数。※なお15〜49歳の人数は別途質問しました。

表から読み取れる事を列挙すると次のようになります。

  • 出産可能年齢である15〜49歳の人口は2020年でも継続的に増え続けているにも関わらず出生数が減っている。この減少を表す数字が表の右端の対象出生率(出生数÷15〜49歳の女性)。この対象出生率は出産可能年齢の女性が1年間に子供を1人出産する確率となります。この数字が合計特殊出生率より大きく悪化している事から、少子化の深刻さが伺えます。
  • 女性の生涯未婚率が1970年と比較して6.8倍となっている事から、結婚しない事が出生数の減少に大きく寄与していると思われます。
  • 第2次ベビーブームがの40代後半が間もなく50歳を迎える事から、出産可能年齢の女性は2025年以降は減少すると予想されます。これにより今後は出産可能年齢の女性が減る事で、出生数減少が更に加速すると予想されます。簡単に言えば今までとは違い、産める人が減るので生まれる人が減るという事になます。

人口減抑制のために出生数を上げるには、一般的には合計特殊出生率を上げると言われますが、私はそれが最善とは考えません。なぜなら出産可能年齢の女性が今後減る事で、合計特殊出生率は一時的に改善する可能性があるからです。その数字を評価基準とすると誤った判断をしかねません。目的は人口を減らさない事で、手段は出生数を増やす事です。なので評価基準は出生数であり、それを改善するためには未婚率を改善する事。それには結婚機会の創出が必要な策と考えます。

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