日本経済が成長できなくなった要因

バブル崩壊後に日本経済が成長できずにいる期間が約30年も経ちました。

理由は様々いわれております。

  1. 長期デフレーション:バブル崩壊後、日本は長期間にわたってデフレーションが続きました。これは、企業や消費者が投資や消費を控えるようになり、景気低迷を招いたためです。
  2. 銀行不良債権問題:バブル崩壊後、不良債権が膨れ上がり、多くの金融機関が経営危機に陥りました。この問題が深刻化すると、金融システムが不安定になり、企業に融資が行き渡らなくなったことが、経済成長の足かせとなりました。
  3. 人口減少・高齢化:日本の人口は減少傾向にあり、高齢化も進んでいます。これにより、労働人口が減少し、消費や投資が抑制されるとともに、社会保障費の負担が増大するなど、経済に悪影響を与えています。
  4. グローバル化の進展:世界的な競争が激化し、多くの製造業が海外に生産拠点を移すようになりました。これにより、日本の産業競争力が低下し、企業の海外進出が進む一方で、国内の雇用が減少するなど、経済成長に悪影響を与えています。
  5. 政策の失敗:政策決定者が、長期デフレーションに対処するための適切な政策を打ち出せなかったことが、経済成長の妨げとなっています。また、公共投資や規制緩和などの政策が遅れたことも、成長を阻む要因の一つとなっています。
ChatGPT回答

他にも消費税増税による景気低迷など、数え切れないほど説が乱立しています。

しかし、私は他の要因もあるのではと考えてます。

それは、日本人が稼いだお金が外国に流出するようになったから

バブル崩壊まで日本企業の株式は99%日本人が持っており、日本人が稼いだお金は日本人に還元されてました。

しかしバブル崩壊後は、日本株式市場における外国人投資家の保有比率が以下のように変化します。

  • 1990年代初頭:1%未満
  • 1995年:10%
  • 2000年:20%
  • 2005年:25%
  • 2010年:25%
  • 2015年:25%
  • 2020年:28%

しかも日本企業は生産拠点を海外に移転したり、株の配当金割合を多くしたりと外国人にお金が流れていきました。

バブル崩壊以前は日本で稼いだお金は日本の国の中で循環していましたが、今は日本で稼いだお金が海外に流れていってます。

これが日本経済が成長できなかった要因の一つと考えます。

日本経済が成長できなくなった要因” に対して1件のコメントがあります。

  1. 佐藤 寿 より:

    中国、台湾、などの周辺国も経済発展をしてるので、時間経過とともに日本企業も立ち行かなくなるのは当然だと思う
    中国からの安い商品を日本市場に入れば、国内製造業は価格で対抗するのは難しい、日本企業はさらにコストカットを強いられる
    中国共産党も日本企業を誘致して、ノウハウを学べば日本企業は必要性がなくなり、規制が出てくる
    バブル期は日本の異常時期 幻想だと思わないといけない

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