デマンドタクシー再検証

歳入歳出予算額

利用人数

2月末までの利用者総数が121なので、12月〜2月分は按分しました。※正確な12〜2月の延べ人数は未確認

現状分析

シミュレーション

現状のやり方では、コスト高となっているので、以下の条件シミュレーションをしてみました。

(条件)
・月極定額を止めて、従量制の委託とする。
・自宅から置賜総合病院までとし、片道価格が1,000円割増となる。
・利用者は変わらず1,000円を負担する。
・7ヶ月間のシミュレーションとし、現時点までの一月平均の利用延べ人数が今後も続くと仮定する。

(メリット)
・歳出が抑制される。
・げんき館までの移動がなくなる。自宅→げんき館のデマンドタクシーを利用せずに済む。
・出発地より北西部の町民の時間の無駄がなくなる。また運行時間を気にしなくて構わなくなる。
・置賜総合病院以外での利用も可能となります。
・利便性が高まり利用者が増える。

(提案)
・税金の役割の一つに所得の再分配機能があるので、所得制限を行う事を検討する。
・利用者が増えるような場合はフリーライダー対策を行う。領収書の提出など。
・通院以外での利用も検討する。

令和6年度予算からの検証

令和6年度のデマンド延伸実証実験運行業務の予算は165万円です。

1年間の実証実験の筈ですので、残り5ヶ月間実証実験は続きます。

その際の1ヶ月の費用は33万円(165÷5)となります。

前項のシミュレーションでは約14万円が適正価格ですから、令和6年度の価格は倍以上割高です。

令和5年度の1ヶ月の費用の約41万円より減額されたといえ、まだまだ割高で、更なる減額が必要です。

ただ減額しては委託された業者が困ります。

半日以上業務時間拘束されては安く受ける事はできません。

この実証実験でわかった事は需要が不足しており、採算性が悪い事と、利便性が低い事ではないでしょうか。

実証実験が終わる際には、抜本的に仕組みを見直すべきです。

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