台湾有事?中国からのミサイル
北朝鮮からのミサイルに対してはJアラートを出すほど過敏に報道するのに対して、中国からのミサイルはこっそり報道する程度にとどまっています。
中国も北朝鮮と同様に日本のEEZ内にミサイルを落としている。
普通だったらこれもJアラートで国民に通達すべきのではないでしょうか?
この2つの国の扱いの違いは何でしょうか?
単純に考えれば北朝鮮には何も依存していないから、どんな厳しい対応が出来る。
一方中国に対しては経済的依存関係があるので、中国政府に対して刺激する行為はやりずらい。
まぁこんなところでしょう。
しかしそれだけの理由ではないと考えます。
これも説明すると長くなり、理解するには正しい歴史の認識、更に自分の持っている常識を覆す必要があります。
よって私の解説は伏せさせていただきます。
興味のある方はご自分で深く調べて考えて下さい。
ところで台湾有事と近年騒がれています。
実際にそのような自体が発生するのでしょうか?
私は可能性は低いと見ています。
これだけ世界が複雑に絡み合い、そして経済的な依存度が高くなった世界で戦争を起こす事は自殺行為になります。
ぜひゲーム理論を知ってほしいです。
世界の経済活動や国同士の関係はゲーム理論に基づいて行動してます。
簡単に言えば相手の行動を予測して自分の行動を決めてます。
将棋やオセロと一緒です。
自分のエゴだけで動いては、損をしてしまう事を理解して国は行動を行います。
もし中国が台湾に進行して他国から反撃を受けたら…大規模のな経済制裁を受けたら…
日本はもちろんアメリカにも依存した今の中国では、リストカット以上の痛みでしょう。
いやいやロシアだって経済制裁を受けるのを覚悟でウクライナに進行したでしょ!と反論がきそうですが、ロシアと中国では事情が違います。
ロシアにおける2022年のGDPの減少額は世界が予測していたより遥かに小さいものでしたし、進行した理由もウクライナの領土が欲しいからといった小学生でも思いつく理由ではありませんでした。
とにかく中国が台湾に進行すると中国にとってはとてつもない痛手があります。
なので中国は台湾への緊張を高める事はあっても、軍事行動に出ることは少ないと考えます。
そもそも中国は「孫子」が存在した国です。
「孫子」の兵法の中に、「戦わずして勝つ」とうものがあります。
私が習近平だったらじわじわと「戦わずして勝つ」を実行します。
具体的には台湾政権内部に息のかかった者を次々と入れ、メディアを統制し融合する仕組みを時間をかけ作り上げます。
そういうやり方なら自分の首を締める事を回避できる可能性があります。
「孫子」の兵法は世界中の軍人の基礎的な考え方です。
そのような考えを持たずして国防はあり得ません。
でもメディアが台湾有事を騒ぐのは、ただのエンターテイメントと思っていいと思います。
・・・いや、日本が防衛費を増額して、アメリカから武器を購入する理由付けと考えるの妥当でしょう。